大阪夕陽丘学園高校では、偏差値では計れない学力に注目し、さまざまな学習環境を用意して自学自習の教育活動を展開しています。

01.自学自習に最適の施設・設備

さらなる学習環境の充実をめざして、2025年度よりスタディルームとしてリニューアルします。教室長とチューターが常駐し、受験に向けた実践的な学習方法や学園生活についてのアドバイス、補習のフォロー、個別指導など幅広く対応します。1席ごとに仕切りが設けられたブース形式のため、自分のペースで集中して学習することができます。Wi-Fi環境も整っており、スタディサプリを活用した学習も行えます。
スタディルームのイメージ

02.学習効率のよいICT環境を完備

大阪夕陽丘学園高校ではプロジェクターやタブレットなど、ICT機器を活用した教育を実施しています。普段から「スタディサプリ」「モノグサ(Monoxer)」などのAI 型タブレット教材を使用 することで、授業の予習復習を行う自学自習が充実。さらに、タブレットの導入によってすき間時間でも手軽に勉強できる環境が整い、生徒一人ひとりの学力向上につながっています。

スタディサプリを活用

中学校の履修範囲から振り返り、学習できます。高校の内容は基礎・応用・発展レベルで構成され、全講座に単元確認テストがついており、基礎力の定着が図れます。

ITCの利用
学習効率のよいICT環境を完備

03.自主性を育てる社会参加活動

SDGs活動や生徒会を中心としたルールメイキング活動など、生徒の自主性を育てるプロジェクトを実施しています。

SDGs活動

SDGsとは、「誰一人取り残さない」社会をつくるために、2015年、国連の全ての加盟国が同意した世界共通の17の目標です。大阪夕陽丘学園はSDGsの理念に共感し、令和元年度に持続可能な社会の実現をめざす「国連グローバル・コンパクト」に加盟。SDGs制服(環境配慮型)の採用や講演会の実施など、すでに多数の活動を行っています。昨年度は生徒が中心となって使用済みのペットボトルの回収を実施し、集めたペットボトルを原料として団Tシャツを作成。体育祭では、Tシャツを着用した生徒たちが競技に臨む姿が見られました。

取り組み事例

  • SDGs制服(環境配慮型)の採用
  • ルールメイキング活動
  • 表現の自由と子どもの意見表明権参加
SDGs活動の様子1 SDGs活動の様子2

ルールメイキング活動

大阪夕陽丘学園高校は2021年度に、認定NPO法人カタリバがスタートした「みんなのルールメイキングプロジェクト」実証事業校に選出されました。生徒会を中心に活動を行い、これまでに6つの校則・ルールの見直しを実施。2022年度には、先進事例校として各方面のプロジェクトに招かれ、講演を行いました。2023年度も引き続き校則について学びを深め、生徒たちの課題解決力・価値創造力を育んでいきます。

みんなのルールメイキングプロジェクト

生徒が中心となり、先生や関係者と対話しながら校則・ルールを見直していくプロジェクトです。立場や意見が異なる人たちとの対話を重ね、納得解をつくる中で、当事者意識をもって課題解決に取り組む力や、社会参画への意識が高まります。

ルールメイキング活動